日本の大手一般紙 産経新聞社がクォードッテク社製カラーコントロールシステムAccuCamを導入し、大幅な品質の向上に成功

産経新聞社北摂工場(大阪)殿では、より精密かつ高品質な紙面供給を目標に掲げ、4セットの印刷機16タワーに自動見当装置およびカラーコントロールシステムを導入しました。

米国ウィスコンシン州サセックス - 2011年8月30日 - 日本の大手新聞社・産経新聞社は北摂工場(大阪)においてクォードテック社の技術を導入し品質の向上に成功しています。GOSS社製印刷機4セットにクォードテック社のカラーコントロールシステムAccuCam、自動見当装置MultiCam, 及びICONプラットフォームを導入しています。

上坂 徹
産経新聞 制作局 局長
上坂 徹
産経新聞 制作局 局長

産経新聞 制作局 局長 上坂氏によると「クォードテック社は色の規格(NSAC)において極めて高い要求を実現するため、親身に協力して頂いた。AccuCam導入により、読者や広告主の高い要求に十分答えられる高品質の紙面が提供できるようになったと確信しております。」 また、産経新聞 制作局 技術部 叶谷氏からは「産経グループの印刷工場の中でも、北摂センターの品質はトップクラス。紙面標準化において、北摂センターはグループ全体の基準工場となっています。」とのコメントを頂いています。

クォードテック社・社長 カール フリッチェン曰く、「より高い品質を追求するお客様の要望にこたえようと改良を重ねた結果、AccuCamの性能向上につながったのです。」

AccuCam導入の決定的要因としては、色の再現技術の精密性・一貫性が挙げられます。インクキーを自動設定することによりクローズループで色の自動制御が可能になります。プリプレスのイメージデータを使いL*a*b*の目標値を作成します。6チャンネルセンサーが印刷された紙面を測定し、紙面全体のL*a*b*値を計算します。印刷中、紙面がプリプレスのイメージデータからのL*a*b*目標値になるよう自動的に制御し維持します。

AccuCam導入により基準外の色調が大きく減る最大の理由としては、色調が基準から外れた時の感知能力の高さと、修正の速さが挙げられます。通常、刷り出しの150部で色の測定と制御をはじめます。ジョブ全体を通し、全工程の色調を一貫して制御し、19秒毎にインクキーを分析・制御します。 従来のオペレーターの感覚に頼る方法とは、比較するまでもなく、集中力や疲労度に影響を受けないことは一目瞭然です。

QuadTech® Color Control and Web Inspection System with AccuCam™
クォードテック社製カラーコントロールAccuCam
(アキュカム)は色調制御機能の他に紙面検査機能
を搭載し、地汚れや版の掛違いを検知します。

AccuCam導入後、テストを行ったところ、ターゲットに対して自動制御でデルタE2.61、手動ではデルタE4.54でした。これは導入前に目標としていたデルタE3.0を上回る結果です。また、プレス間のばらつきもデルタE1.0以内に収まっており、期待を上回る結果です。

自動見当装置MultiCam は0.36 mmのマークを最速17.8m/秒の速さで判別します。全ての制御装置はICONプラットフォームにつながり作動している為、初期設定値を呼び出し易く、またデータセントラルを追加することにより印刷工程中のデータ収集、モニタリングを強化することが可能です。

産経新聞は1933年に創立され、現在発行部数200万部・日本国内では業界第6位の一般紙。グループ全体ではスポーツ紙「サンケイスポーツ」なども発行。

QuadTech, Inc. について

QuadTech, Inc. は性能実証済み印刷制御テクノロジーの世界的リーダーであり、技術的イノベーターです。1979年に設立されたQuadTechは、世界100ヶ国を超えるロール紙オフセット印刷の新聞・商用市場、パッケージング市場、グラビア印刷出版市場において、自動補助制御システムを販売しています。米国ウィスコンシン州サセックスに本社を置き、ヨーロッパ全域に戦略的に施設を展開し、また日本、中国、シンガポール、インド、北米・南米の各地域にわたる世界的な販売・整備サービスネットワークを擁しています。

コンタクト先:

Craig Du Mez, QuadTech
電話: +1 414 566 7500
Eメール: craig.dumez@quadtechworld.com

Nicole O’Donoghue, Bespoke
電話: +44 (0) 1737 215200
Eメール: quadtech@bespoke.co.uk